会社のキャリア制度をダブル活用!大胆キャリアチェンジの裏側に迫る!
皆さんこんにちは!
今回は社員紹介インタビューとして、2019年にパーソルテンプスタッフに新卒入社後、キャリアチャレンジ制度(※)を活用してパーソルキャリアへ転籍、現在はPERSOLKELLY Indiaに出向中で、インドのグルガオンで勤務している藤井さんにお話を聞いてきました!
※「キャリアチャレンジ制度」については、こちらの記事をお読みください⇒新卒3年目で異動を決意!~スキルは掛け算。大切なのは背中を押してくれる仲間~|パーソルテンプスタッフ公式 (tempstaff.co.jp)
第2回である本記事では
・入社後の営業活動の壁の乗り越え方
・キャリアチャレンジ制度の活用と転籍後の活動
以上について語っていただいています!ぜひ最後までお読みください♪
第1回の記事→なぜ新卒でパーソルテンプスタッフ?元社員に聞いた!入社の理由と会社の魅力!|パーソルテンプスタッフ公式 (tempstaff.co.jp)
新卒でぶつかった「仕事へのモチベーション」
記者)入社後、派遣営業としての活動が始まったわけですが、いかがでしたか?
藤井)負けず嫌いな性格なので、目に見えて数字で結果が分かる営業職は向いていたなと思います。そんな私のタイプを見て判断してくださったのか、最初はとにかく新規顧客開拓に専念するミッションを与えられました。
ゴールデンウィーク明けの飛び込み営業キャンペーンでは、歴代最高記録となる「2週間で376名の顧客担当者様との名刺交換」をさせていただくことができました。
記者)2週間で376名!?驚異的な数字ですね。
藤井)無理やりやらされたわけではなくて、日々新たなお客様と出会い、新たなことを知れること自体がワクワクして楽しかったので、頑張れましたね。
記者)では契約数も順調だったんじゃないですか?
藤井)それが最初は全然そんなことなくて、自分の主ミッションだった本業の派遣のご依頼をまずはもらいたいところなんですが、なかなか成約まで行きませんでした。他のグループ会社のサービスはほとんど成約できていたんですが…
記者)それもすごいですね(笑)でもなかなか契約に繋がらないのは焦りますね。
藤井)はい。あれは1年目の夏頃ですかね、モチベーションがぐっと下がりました。こんなにやっているのになんでだろうって気持ちになったんです。
そんなとき、派遣業界ではたらく営業職が集まるイベントに参加する機会があったので、そこで先輩に相談してみたんです。そうしたら、
「目の前のお客さんに自分のモチベーションは関係ない。仕事の品質がモチベーションで左右されてしまうのはプロではない。」と言われて、
雷が落ちたかと思いました。
そこから、仕事で「モチベーション」という言葉を使うことを意図的にやめました。ベクトルを自分に向けるのではなく、いかにお客さんに向き合い続けるか、という姿勢を思い出すようにしたら、おのずと結果はついてきて、1年目の下期には同期の中で最も営業成果を上げることができるようになっていました。
記者)それは素晴らしいですね!仕事における向き合い方を見直したことで、行動の質が変わっていった証拠ですね。
藤井)ありがたい言葉をいただいたなと思いますね。いまでも大事にしている考え方です。
ジョブトライアル制度(※)で出会った新たな自分
※「ジョブトライアル制度」とは、パーソルグループ内の仕事を通して、社員が自律的に学び・体験できる機会を提供することを目的としたグループ内の業務体験を行う制度
記者)その後ジョブトライアル制度も活用されていますね。
藤井)はい。20年からコロナウイルスが蔓延し、派遣のご依頼も減ってしまったことから、人事領域の専門性を高め、派遣だけに留まらない、より本質的な課題解決を担えるようになりたいと思い、転職や異動を検討していました。
他人の話を聞くだけではなく、実際に業務を体験することで自分自身の適性を見極めたいと考え、ジョブトライアルに応募しました。
記者)ジョブトライアルでは具体的にどんなことをされたんでしょうか?
藤井)同じグループのパーソルワークスデザインに兼業という形で勤務しました。いわゆるRPO(採用代行)支援系の部門でしたので、いちエージェントとしての採用支援とは少し異なり、顧客の人事担当としてより深く入り込み、採用プロセス全体の管理、課題特定から、本質的な解決策をコンサルしていく仕事を体験でき、非常に良い経験になりました。
実はこのジョブトライアル制度をきっかけに、自分の転職・異動先選びの軸を見直し始めたんです。
人事・採用面だけに留まらず、営業・マーケティング、財務やIT、新規事業等々、企業の経営課題全般に対して、本質的な課題解決ができる。
かつ、幅広い企業に営業でき、プロジェクトを受注した後も、一気通貫で顧客の課題解決に伴走できるような仕事はないかと、理想の仕事の軸を更新して改めて探していきました。
記者)そこで出会ったのがパーソルキャリアのHiPro Biz(※)だったんですね。
※「HiPro Biz」とは、企業の経営課題を、経験豊富なエグゼクティブや、高い専門性を有した専門家の知見、人脈によって解決する新しい形の経営支援サービス
藤井)はい。そうです。当初検討していたRPOや人事コンサル会社の場合、片手で数えられるくらいの社数の担当企業に深く入り込み、人事の知見を深めて価値提供していくことになります。
ジョブトライアルを通じてこれらをより具体的にイメージできたことで「日々新たな企業に触れながら、人事に留まらない領域に知見を広げたい」という自分の価値観に気づくことができました。
パーソルグループ自体は好きなので、同じグループ内で転籍できるのであればとてもいい機会だ!と思い飛びつきました。
記者)転籍後はどんな活動をされてきましたか?
藤井)HiPro Bizの提案先は社長や役員といった経営層が中心になるので、飛び込みというよりはテレアポやDM、SNSなどを活用しながらアプローチしていました。
最初は担当者様がお話しされている内容を理解することすら、いっぱいいっぱいでしたね。
専門用語も多く、本当に最初は何を言っているかよくわからない…といった状態でした。できるだけ早く、深く知識を付けなければいけないと焦り、プライベートでも関連書籍やWEB情報、セミナー等を通じてたくさん勉強しました。
思うようにお客様に価値を提供できない自分、日々無力感に苛まれ、最もしんどい半年でした…
記者)それは大変でしたね…。そこでもやりがいをみつけられましたか?
藤井)はい。HiPro Bizの活用を検討されるクライアントは様々な背景をお持ちですが、新規事業の立ち上げや大規模基幹システムの刷新、人事制度の改定等、会社の命運をかけた一大プロジェクトの知見をお求めのクライアントが多いです。
なので、「このままじゃいけない、こうありたい、会社を変えたい」という意志を強くお持ちの担当者の方が多く、自分が挑戦を後押しする力になりたい!と提案にも熱が入りました。
「どうにか社内承認が得られるように」と顧客の担当者の方と試行錯誤しながら資料を作るも毎月却下され続け、5カ月目にやっと稟議が通った!なんてこともあって、始動したプロジェクトで価値を届けられたときは本当に「お手伝いできてよかった」と思えた瞬間でしたね。
やはり、顧客の「熱量」を感じられたとき、「どうにかして力になりたい」といつも以上に力が湧いてくる、ここはパーソルテンプスタッフに勤めていたときから変わらないですね。
3社経験して見えてきた「パーソルグループの魅力」
記者)顧客の「熱量」を感じるとき、確かに営業をしているとそんなシーンに出会うことができますよね。
ちなみにパーソルテンプスタッフ、パーソルワークスデザイン、パーソルキャリアと経験されていますが、各社の違いや共通点はありましたか?
藤井)各社は事業も人も異なるので、その分、違いがあると思います。
共通点としては、やはり根本に「はたらいて、笑おう。」というビジョンを社員が持てているところかなと思います。
私はお世辞抜きでパーソルグループが好きなんですが、その理由としては、一人ひとりのはたらくに対する満足度・幸福度を高めることを最も大事にしているところに、心から共感しているからです。
第1回の記事でもお話しした通り、「多くの人のはたらくをポジティブにしたい」という想いは昔から変わっていませんので、パーソルグループのビジョンにはずっと共感していますし、グループ内で会社が変わってもその軸は社員みんなが変わらず持っていることがわかるので、安心してはたらくことができていますね。
記者)ジョブトライアル制度、キャリアチャレンジ制度と活用し続けてきた藤井さんだからこそわかるパーソルグループの魅力ですね。
藤井)はい。やはり自分の理想のキャリアを実現するために活用できる選択肢が多いということにはとても魅力を感じています。
根底にあるビジョンや指針はブレずに持ち続けつつも、やりたいと思ったときにチャレンジできることは大切ですよね。グループ内だからこそのキャリアの歩み方ができていると思います。
第2回はここまで!
次回の第3回では海外勤務にチャレンジしたきっかけ、そして実際に勤務してからの藤井さんについてお話しいただきます!お楽しみに♪