要注意!インターンシップへの参加を無駄にしないためにやるべきこと3つ
皆さん、こんにちは!新卒採用室の田代です。
新卒の就職活動において、インターンシップやオープン・カンパニー(以下、インターンシップ)に参加することがスタンダードになりつつある今、私が就職活動をしていた時とは、比べものにならないくらい学生の皆さんは忙しい日々を過ごしているかと思います。本当に頭が下がる思いです。お疲れ様です。
そんな、就職活動をしている学生の皆さんにとって、貴重な時間を使って参加しているインターンシップを、より実りある時間・経験にしていただくために、ぜひ取り組んでいただきたいこと3つをお伝えしたいと思います。
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「参加」は目的ではなく手段である
そもそも皆さんは、何のためにインターンシップに参加するのでしょうか。
「早期選考のチケットを得るため」「就職活動を有利にするため」「成長するため」「企業や仕事を知るため」などなど…人それぞれ理由があると思います。
しかし、忙しい中、インターンシップに参加していると、つい「参加して満足」という状況になってしまうことってありませんか?私はあります。例えば、企画のための情報収集で参加した外部ウェビナーで、情報を得て満足してしまう、なんてこと。
しかも、厄介なことに、得た情報があるため、うっかり満足感だけが生まれてしまうんです。
情報や知識はあくまで武器であり道具です。それを用いて、「自分が何をなし得たいのか?」「何をするのか?」が本当は重要なんですよね。
インターンシップへの「参加」は目的ではなく手段です。手段を目的化しないように、注意しましょう。
(1)参加前にぜひやってほしい「目標を決める」こと
既述したように、目的を置いたうえで、「今回のインターンシップでの自分なりの目標」を決めましょう!
ここで決める目標は、第三者に宣言しなくてはいけないものではありません。こっそりでいいので、メモをしておきましょう(メモをしておくと、参加中も忘れることなく意識できますし、振り返りのときに課題がわかりやすくなります)。
この1日で、この1時間で「自分は何を意識して取り組むのか?チャレンジするのか?」。できる限りで良いので、自分にとって「ちょっとだけ難しさを感じる、でもできるようになってみたい」目標を設定してみてください。
例えば、「グループワークで積極的に発言することが苦手だから、今日は1番最初に手を挙げてみよう!」とか、「時間を意識したアウトプットが苦手だから、タイムマネジメントを徹底してみよう!」などです。
(2)参加中のポイントは「積極的にチャレンジする」こと
当たり前だよ、と思われるかもしれませんが、これが結構難しいと思っています。
グループワークなどで「私の発言、合っているかな、間違っていないかな」「ここでうまく振舞わないと、後々の選考に響くんじゃないかな」と不安になったり、質問ができる場で「こんなこと聞いたら印象が悪くなる(良くなる)かな」と悩んでしまったり…。
結論、上記のようなことは一切ありませんので、安心して積極的に取り組んでいただきたいと思います。
「時間は平等」という言葉がありますが、個人的には「平等」ではないと思っています。1時間=60分である、という点では平等ですが、その1時間に、どのようなスタンスで臨むのか?どう行動するのか?個人の意識によって得られる経験が異なるからです。
人生1分1秒すべてにその意識を!と言われると、自信ないし、しんどいな、と思ってしまいますが、インターンシップ中の数日や数時間だけでも、多くの経験値を得るために、発言をしたり、他の就活生と話したり、社員に質問をしてみたり、積極的なチャレンジをしてみてください。
(3)最も重要なことは「振り返る」こと
無事に終わったら、自分を労いながら、振り返りをしてみましょう!
この振り返りを行うか否かが、インターンシップに参加した時間が、実りある時間・経験になるか、ならないかの分かれ道だと私は考えています。振り返りのポイントは2つです。
振り返り1つ目
1つ目は、「立てた目標に対してどうだったか?」を考えることです。
できたこと、できなかったこと、それらを踏まえて、次のインターンシップやその他のイベントなどでは、どうするのかまで考えてみましょう。
つい「振り返り」となると「できなかったこと」だけに着目しがちですが、できたところも振り返ってみてください。できたことが、「なぜできたのか?」まで考えると、再現性が高くなります。もちろん、できなかったことも「なぜできなかったのか?」まで考えてみましょう。
そして「この経験から得られた学びや教訓は何なのか?次回はどうするか?」まで考えておくと、別のインターンシップに参加した際の目標となります(いわゆる「経験学習サイクル」をまわしていくイメージです)。
振り返り2つ目
2つ目は、「参加した会社についてどう思ったか?」を振り返ることです。
主催した会社としては、当然インターンシップで伝えたいことやメッセージがあります。
「参加した会社について何を知ることができて、それに対して自分はどう思ったのか・どう感じたのか?」と、事実と解釈、および自分の感情を分けながら振り返ってみてください。
特に自分の感情は、時の流れとともに鈍くなっていくかと思います。他の誰でもない「自分」がはたらく会社を見つける活動だからこそ、「自分にとってはどう感じたのか?」その時の感情も書き記しておきましょう。
おわりに
忙しい学生生活の中、就職活動と学生生活の両立は、体力の面でも気持ちの面でも大変かと思います。そんな皆さんにとって、少しでも有意義な就職活動になるための観点がお渡しできていれば幸いです。
今回は「インターンシップ」について執筆しましたが、仕事にも通ずるものがあると思っています。皆さんが取り組んだものが、そのまま仕事になるというわけではありませんが、そこで得られた学びや教訓は、今後仕事をするうえでのヒントになると思います。
パーソルテンプスタッフでは、例年、夏(7月~10月)と冬(12月~翌1月)にインターンシップを開催しています。さまざまなコンテンツをご用意しておりますので、各種ナビサイトもしくは採用サイトにありますマイページにご登録のうえ、ご参加いただけますと嬉しいです。
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皆さんとお会いできるのを楽しみにしております!