【実話】完璧主義の私がやらかした社会人1年目の失敗エピソード3選
みなさんこんにちは。
今回は私江口が新卒1年目に実際にしてしまった失敗エピソードとその乗り越え方についてお話していきます!
配属初日に駅で失敗!?
今でも鮮明に覚えていて、かつ仕事をする上での大事な教訓となっている失敗のエピソードです。
実は私、お恥ずかしいことにオフィスに配属された初日の午前中、社会人として走り出した、まさに初日に失敗したんです・・・。
営業として入社をして、早速先輩のアポイントの同行に向かうところでした。(配属後の新卒社員の仕事に関してはコチラの記事をご覧ください)
最寄り駅に到着しいざ構内へ!いよいよ私の営業としてのキャリアが始まる!といったその瞬間、
IC カードのチャージ不足。
そう、改札に引っ掛かったのです。
おそらく多くの方が「え?そんなこと?」「よくあることだし失敗に入らないでしょ」と思われるかもしれません。
実はこの日に先輩の同行をするというのは導入研修の際に聞かされていたことでした。(新卒社員向け導入研修についてはコチラの記事をご覧ください)
私はノート、ペン、名刺、身だしなみといった「人から言われていた準備」は完璧にできていました。
ただ、この営業同行を自分事化できていなかったんです。先輩について行けばいいという甘い考えもきっとあったんだと思います。
「自分事化する」とは?
営業同行はどういうことをすることなのか、自分1人で行うとしたらどんな準備が必要か?ということを自分で考えていれば、電車移動があることも予想できたはずです。
この時同行していた上司は「大丈夫?チャージしておいで」と笑って対応してくれましたが、自分がまだ学生気分だったということを痛感し、「恥ずかしい」と思いながら券売機に向かったのを今でも思い出します。
この経験から何事も自分事化して考え、行動することを今でも大事にしています。
※1 営業活動で発生した交通費は会社の経費として精算できます。
クレームでさらにクレーム発生!?
入社して半年頃、取引先企業にご迷惑をおかけしてしまい、先輩に同席してもらって謝罪のために訪問をしていた時です。
当時私はトラブルの原因や経緯、今後の対策について事前にしっかり準備をし、ご担当者様にきちんとお伝えをしたつもりでした。
ですが、ご担当者様の顔は曇ったまま。
むしろどんどん雲行きが怪しくなっていました。「伝え方がまずいんだな。どうしよう、このままだとさらにクレームに繋がってしまう。」と焦っていました。
担当者が求めていた、たった1つのこと
その後、先輩のフォローもありその場は解決したのですが、
帰社中に先輩に「先方はどうして欲しかったと思う?」と質問をされました。
「早く解決して欲しかったんだと思うので、解決案を説明したのですが私の伝え方が下手で、、、」
それに対して先輩は
「先方はね、まずはただ謝って欲しかったんだと思うよ」とだけアドバイスをくれました。
すごくハッとしたのを覚えています。
私がやっていたのは謝罪ではなくて、説明、提案、ないしは言い訳だったんですね。
もちろん説明や提案も大事です。でもまずはご迷惑をおかけしてしまったことに対して、しっかりと謝罪をすることを忘れてしまっていたんです。
今でも仕事で失敗をしたり、相手にご迷惑をおかけすることはあります。
そんな時はいつもこの経験を思い出しては、まずはご迷惑をおかけしたことに向き合いきちんと謝罪をすることを忘れないようにしています。
営業とは?私がしていた大きな勘違い
最後は1 年目の後半、ちょっと自分の力に自信がついてきていた頃に、担当していた大手の取引先企業から複雑かつ大規模なご相談をいただいた時の話です。
提案書を作り、プレゼン準備もみっちり行い、熱を込めてご提案しました。
しかし、なかなかいいお返事をいただけません。
その後も何度も持ち帰り、提案書を作り直しましたが、最終的には他の会社にも相談したいといわれてしまう始末でした。
そこで私はオフィスの先輩に相談。現状の共有と自分のプレゼンを見てもらい、フィードバックをもらったのですが、先輩が私にする質問は私の話した内容ではなく、
「なぜ担当者はこう言ったのか聞いた?」「取引先企業の抱える課題についてどれくらい聞けている?」と、
すべてヒアリングについてでした。
ここで初めて「自分が話してばかりで、相手の話を聞けていなかったこと」に気づいたのです。
「伝える」より「聞く」
相手のためだと言っておきながら、自分の伝えたいこと、提案したいことばかり先行し取引先企業のことを置き去りにしていたんですね。
すぐに取引先企業に電話で謝罪し、次の商談ではとにかく取引先企業が抱える課題、背景、想いのヒアリングを徹底的に行い後日再提案。
最終的にはパーソルテンプスタッフでご契約をいただきました。
ご担当者の方からも「前までの江口さんは頑張ってくれているのはわかっていたけど、一緒に頑張りたいとは思えなかった。でもこれからはよろしく。」という言葉をいただけました。
失敗を教訓に変える
以上 3 つの失敗ですが、1 人で乗り越えられたことはほとんどありませんでした。
導入研修での教えがなかったら、駅の改札で自分の社会人の甘さには気づかなかったですし、
クレームや提案での対応もご担当者からの言葉や、先輩がフィードバックをくれなかったら、成長どころか失敗に気づくこともなかったでしょう。
私は他にも書ききれないほどたくさんの失敗をしました。
時には厳しいお言葉もいただいたり、悔しいと涙したこともあります。
でも1人で抱え込んだことはなかったです。その時々に支えてくださった方がいて、失敗をそのままにせず教訓に変えることができました。
パーソルテンプスタッフに入社する、しないに関わらず 社会人としてこれからご活躍される方々に、失敗を恐れるなとまでは思いません。
ただ、失敗したことだけに目を向けず、そこからどうするのかと目線を前に向けていけるとどんなことでも乗り越えられると思います。
以上、【実話】完璧主義の私がやらかした社会人1年目の失敗エピソード3選でした!